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旧前川邸
前川邸トップ 山南自刃の間他 野口自刃の間他 蔵 見取り図
綾小路坊城角に風格のある建物が建っている。
ここが新選組壬生屯所・旧前川邸だ。
文久3年、近藤・芹沢ら浪士組が京都に残ることを決めてから、慶応元年に西本願寺に屯所を移すまでの約2年間、隊士達はここ前川邸と坊城通りに面した八木邸、南部邸など壬生の旧家に分宿した。
特に広大な敷地を誇る前川邸は、最も多くの隊士達の生活の場となった。前川一家は新選組に屋敷を占領され、油小路六角の本家の方へ移らざるをえなかったという。

池田屋事件の前に古高俊太郎が五寸釘責めの拷問を受けた土蔵、
芹沢派で最後まで残った野口健司が切腹した出格子窓の部屋、
総長・山南敬助が切腹した八畳間など、新選組史に残る数々の事件の舞台が今なお残る。
この家は多くの血が流れるのを見てきたことだろう。
外観を眺めるだけでも新選組の生活が偲べる建物だ。

現在は田野製袋所と個人宅となっており、内部は非公開だが、建物はほぼ当時のまま残っている。
2003年夏から土日祝のみ開門され、土間で絵はがき等グッズが売られるようになった。ご家族の方の暖かい応対が嬉しい。
また、2004年11月28日までの土日祝には京都新聞社主催で幕末明治の彩色古写真の展示会「彩色の京都」展も開催されている。

今回は旧前川邸をスポット毎にご紹介する。
皆さんも共に、幕末の新選組壬生屯所に思いを馳せてみては?

 
前川邸・外観
旧前川邸
住所:中京区壬生賀陽御所町49
内部は非公開だが、土日祝のみ開門。土間で絵はがきをはじめグッズ類を販売。(蔵や中の部屋は終日非公開)

※個人宅なので、マナーを守って見学して下さい。

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雨戸1   雨戸2
写真提供:田野製袋所
○雨戸の落書き
旧前川邸には一枚の雨戸に残された落書きが伝わっている。
表面には会津新選組隊長近藤勇、裏面には大きな文字で勤勉努力活動発展と墨書されている。
一説には近藤の養子周平が書いたものとも言われているが表面の近藤の名を記した文字は近藤の手紙の筆跡とも共通するものがあるという。
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前川邸・事件簿

前川邸・事件年表

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内部の取材、絵葉書の写真の使用を許可して下さり、興味深いお話を聞かせて下さった田野様、
本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。


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